糖質制限と豆腐
昨年、自分でもビックリした出来事がありました。
痛み止めの薬すら吐いてしまう腹部激痛に襲われ、
深夜に自分で救急車を呼び、近くの病院に運ばれて即入院という経験をしました。
幸いなことに重病ではなく、適切な処置で割りとすぐに落ち着いたのですが、連休が重なってしまったこともあって退院のための診察が受けられず、結局5日間も入院することになりました。
入院している間、まったく食べられない日が2日間、残りの3日間は病院食を食べていたわけですけれども、
日頃、お菓子だの何だの、間食をしてしまっていた私は、
「これは絶対に、退院したら痩せているはず」
という期待が、退院する頃には芽生えていました。
病院食と言えば、栄養面やカロリー計算がちゃんとされていて、余計な間食もせず、運動以外は、ダイエット論でよく言われることが全部守れていたからです。
がしかし!
退院から1週間後にあった健康診断で、まったく変わっていない体重を目の当たりにし、
うっすら・・・、いえ、マジギレな怒りを覚えました。
「最低限の量とカロリーしか摂っていないのに痩せないって、どういうことだ!」と。
そして、もうその病気には二度となりたくないので、原因と予防について調べていたところ、
どうやら私の病気は、大好きなチョコレートが原因・・・?
という恐ろしい真実にぶち当たりました。
さらには、もしかしたら糖質が原因・・・?
という根本的な原因(と思われるもの)も発見。
私は田舎で育ちましたし、どちらかというとお金に余裕がない家で育ちましたので、
炭水化物でお腹をいっぱいにすることが当たり前、そんな感じで昨年まで生きてまいりました。
一番安くてたくさん食べられますよね、炭水化物が。
おいしいですし。
満腹感も充分に得られます。
(その満腹感も偽物だったということが後にわかるのですが。)
そんなわけで、糖質の摂り過ぎの怖さを感じて、糖質制限をきちんと理解してから食生活刷新に取り組み始めました。
糖質制限を始めると、食費が高くなります。
(同時に糖質依存から抜けてくるので、間食とか大食が減って、トータルではトントンかもしれません。)
そこでやっと、豆腐の存在を思い出しました。
豆腐とか納豆などの大豆製品って、安くて庶民の味方ですよね(^^)
茨城県出身ということもあって納豆はよく食べていましたが、飽きるし物足りないんだよね~と思っていました。
私はこれまで、豆腐にいいイメージが全くなかったんです。
その昔、母が再婚した頃、継父の好みに合わせて食卓のメニューがガラッと変わり、その時によく出てきたものの一つが、湯豆腐。
食べ慣れているわけでもなく、成長期の私からしたら、ただの豆腐は味もあるのかないのか微妙な代物で、おいしくも何ともないもの、というイメージになりました。
(まだ子供の味覚でしたからね、今ではおいしいと思ってます。)
大人になってから、麻婆豆腐のおいしさには気づいて、麻婆豆腐だけは好きになっていましたが、
豆腐と言えばまず出てくる簡単メニューの冷奴も、わざわざ家で食べるほど好きにはなれず。。。
でも豆腐はタンパク質としても良質、お腹にもたまるし、これはこの機会にぜひ食べられるようにしようと思って食べ始めたら、
なんとまあ体調がいいこと。
糖質制限との相乗効果もあって、思春期からずっと悩まされていたホルモンバランスの乱れも一気に解決してしまうほどでした。
大豆イソフラボン様、ありがとう。
やはり女性には、大豆製品は大事ですね。
もしも体重が減っていなかったら?という怖さで体重計には乗れていませんが、
糖質制限のおかげで、少なくともサイズダウンはできています!
来月の健康診断までに、もう少し本格的にやっておこうかな~。
(昨晩はミニ牛丼を食べてしまいました。)